「薫殿・・・」
「ん?」
「拙者は薫殿に出会えて・・・本当によかった・・・」
「もちろん、私もよ・・・剣心」
二人を灯す白い蝋燭はただ静かに炎を上げるだけだった・・・
END
後書(言い訳ともいう)
皆さん初めまして。この度、この素晴らしい企画に参加させて頂いたこと光栄に存じます
また、スタッフの方々、大変お疲れ様でした
自分の書いた小説に挿絵を描いたのは実は今回が初めてです
(簡単な殴り書き程度ならあるのですが・・・^^;)
正直申し上げますと漫画にて掲載しようかとも思ったのですが、
参加表明したくせに時間の都合(おい)が思うように取れず
試行錯誤で挿絵という形で小説を書き上げました
るろ剣のイメージが壊れないことを祈りつつ、少しでも【萌え】が皆様に伝われば幸いです
なお、「紅い蝋燭編」も別に書く予定でございます
本企画では出しませんでしたが、これも作家(おこがましい表現で恐縮ですが)冥利と申しましょうか
妄想が止まる事を知らない脳みそ故・・・。
今回ここで引用させていただきました和歌・・・とでもいうのでしょうか?故事と言ったほうが正しいかと
思いますが、吉田松陰の名言集から抜粋させていただきました
そして、少年兵に「引け」と戦線を退けさせた武人は木村銃太郎。戊辰(会津)戦争時、
二本松少年隊を率いた名士でもあります。その少年兵の最後は会津白虎隊よりも無残な最期
であったことが歴史に記されています。
実際にあった歴史を本企画に取り込ませたこと、非常に楽しくもあり、また過去を顧みるよい機会で
あったことと思います。
最後にここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
ご感想頂ければ幸いです
平成20年3月1日
大楽蓮華 HANA-MAMA
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